新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、危機的状況に置かれていた映画界が徐々に回復している。
しばらく営業を中断していた上映館がオープンし、週末の観客も少しずつ増え、5月5日まで続く"ゴールデンウィーク"での集客を期待する声が上がっている。
止まっていた韓国映画の封切も再開され、キム·ムヨル、ユ·アイン、イ・ジェフンら俳優たちが、劇場にやってくる。
COVID-19感染拡大により営業を中断したCJ·CGVのソウル大学路(テハンノ)と明洞(ミョンドン)、大邱(テグ)·慶尚北道(キョンサンブクド)地域の8支店など36の劇場が29日から観客を迎える。
CJCGVは"困難に直面した映画産業と地域商圏の活性化で危機を克服するため営業を再開する"と明らかにした。
週末の観客も映画界に活力を吹き込む水準ではないが、今後の回復傾向に対する期待感を生む。
26日、映画館入場券統合電算網の資料によると、土曜日だった25日、4万8432人の観客が劇場を訪れた。
これは1週間前の18日の4万5000人余りよりやや増えた数値だ。
このまま"ゴールデンウィーク"にも観客が少しずつ増えるものと映画界では推測している。
ただ、社会的距離を置くことが維持されるだけに、各劇場は上映回数を縮小し、座席を空けるなど、徹底した防疫措置に乗り出す。
こうした中、中断していた韓国映画の封切りも5月末から続々と行われる見通しだ。
5月21日のキム·ムヨル、ソン·ジヒョの'侵入者'を皮切りにユ·アイン、パク·シネの'#アーロン'、イ·ジェフン、チョ·ウジンの'盗掘'などが6月公開へ向けて時期を調整している。
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