YGエンターテインメント(以下YG)が新社屋への移転を本格化する。
YGは23日、「過去8年間に力を入れてきた新社屋がついに完工し、
16日から一部人材と施設の移転を始めた」と明らかにした。
ソウル麻浦区合井洞にあるYG新社屋は、旧社屋のすぐ隣にある建物で、
敷地3,145㎡(約1千坪)に地下5階~地上9階建てで建てられた。 室内面積は延べ6,000坪に達する。
既存の社屋に比べて10倍に達する室内面積だ。
YGは「すでに建設されたビルを買い入れる方法もあったが、音楽を扱う特殊業種であるため、
周辺商圏や住民に騒音被害を与えてはならないという点とともに、
内部の階間·室間騒音まで完璧な遮断が必要だった。
厚い防音施設のためには必ず高い階高が必要であり、
これは建築段階から徹底的に計算しなければ大変なことだったため、
新社屋を建築した」と説明した。
この10年間使用してきた従来の社屋は、地上の橋を渡って新社屋と連結される予定だ。
YG新社屋には、2階建ての大講堂をはじめ、大型ダンス練習室7室、大型録音スタジオ7室、
専属作曲家とアーティストのための個人音楽作業室30室が設置された。
また、YGの場合、家とご飯のような構内食堂が放送で何度も紹介され有名になったが、
数百坪に達する新社屋地上2階全体を現代式食堂ゾーンにし、
地下階には大規模な運動施設と娯楽施設も設置して職員と所属歌手の利便性と福祉にも重点を置いた。
YGは社員福祉だけでなく、ファンのための福祉施設も別途設けることにし、注目を集めている。
新社屋のすぐ向かい側にある小さな新築ビルの全階を借りてファンが利用できる休憩スペースと
展示·便宜施設などを年末まで造成する計画だ。
YGの関係者は「これまで社屋の前には遠くから来た海外ファンの方々が
所属歌手を遠くからでも一目見ようとたくさん訪ねてきたが、
問題は厳しい寒さの冬と蒸し暑い夏にもファンの方々が路上に立っていたので心配だった」とし
「特にトイレのような基本施設の使用に限界があり、とても申し訳なく思った」と伝えた。
これと共に「新社屋を準備しながらファンの皆さんのための室内空間を必ず設けようと思ってきたが、
新社屋が一目で見渡せる正面の建物にファンのための空間を設けたことで
今やファンの皆さんが寒さと暑さに悩まされず室内空間で便宜施設を利用できるようになってとても嬉しい」と
感想を共に伝えた。
YGは来年、創立25周年を迎える。 これまで数え切れないほどの有名歌手を輩出してきたYGには、
現在ビックバン、ブラックピンク、ウィナーアイコン、AKMUトレジャーなどが所属しており、
数多くの有名俳優が布陣している。
最後にYG側は「最先端施設が完備された新社屋で新人アーティストを本格的に育成しグローバル市場で
K-POPの地位を高めていく一助となる」と伝えた。
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