ビッグヒットはユニバーサル・ミュージック・グループ傘下のレコード会社ゲフィン・レコードと、米ロサンゼルスに合弁会社を設立する。米メディアをパートナーに、2022年をめどにオーディション番組を放送し、新ボーイズグループのメンバーを選抜する計画だ。
ビッグヒットはアーティストの発掘と育成、ファン向けコンテンツの製作、同社子会社が運営するアプリ「Weverse」を通じたファンとのコミュニケーションなどを担当する。ユニバーサル・ミュージック・グループは現地のネットワークを生かして音楽制作や世界配信、オーディション番組の製作などを担う。
海外に拠点を置くK―POPアーティストの活動はこれまでアジアが中心だったが、K―POPシステムによる新グループを初めて米国で生み出し、世界を舞台にした活動を目指す。
ビッグヒットのグローバル部門CEO(最高経営責任者)を務めるユン・ソクジュン氏は、「前例のないグループの誕生プロセスを目にすることになる」とし、「ビッグヒットが16年かけて確立した成功の方程式をグローバル市場、それも世界の音楽シーンの中心である米国で適用するという点に大きな意味がある」と説明した。ユニバーサル・ミュージック・グループとの協力については「両社にとって新たな挑戦だ。企業間の協力、産業の結合を超え、文化が結びつく」と語った。
また、ユニバーサル・ミュージック・グループの所属アーティストがWeverseを活用する計画も発表された。すでにグレイシー・エイブラムスやニュー・ホープ・クラブ、アレクサンダー23らがWeverseにコミュニティーを開設しているが、今後多くのアーティストが加わる見通しだ。
COPYRIGHTⓒ ソウル聯合ニュース